よもぎ日記

ゲームや読書が好きなインドア派。平凡な日常ネタばかりになると思いますが、インターネットの片隅でこっそり生きていくつもりです。

【読了】葉桜の季節に君を想うということ 歌野晶午

よもぎです。

これは少し前に読了した作品です。

とても面白かった。

 

葉桜の季節に君を想うということ 歌野晶午 

葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)

葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)

 

 

悪徳商法が絡んだミステリです。

この会社がまぁ悪い悪い。

その闇を暴こうと奮闘する主人公、そして運命的な出会い。

何よりも終盤の展開が怒涛すぎて。

ワイルドな主人公がかっこいいです。

 

わたし、先入観って怖いなと思いました、これを読んで。

これは××に違いない、と何の疑問も抱かずに読んでたんです。

そうしたらあなた!

ああ・・・騙された・・・。

作者にまんまとやられました。

騙されてるのに「やられたー!」と嬉しくなってしまうのも

本の良いところかもしれませんね。

 

そして読み終えて初めてわかるタイトルの意味。

とても素敵なタイトルです。