よもぎ日記

ゲームや読書が好きなインドア派。平凡な日常ネタばかりになると思いますが、インターネットの片隅でこっそり生きていくつもりです。

ピアス穴の反撃

よもぎです。

わたしは両耳たぶに合わせて3つ、ピアスの穴を開けています。開けてからもう何年も経っているので、数日ピアスをつけずにいても、簡単に穴が塞がることはありません。

 

今年の冬の終わり頃から体調を崩すことが増え、春~初夏には悪化、ピアスでおしゃれとか、そんな余裕はなくなってしまいました。毎日具合が悪くてピアスにまで構ってらんない。その結果、日常的に耳にアクセサリーを飾るということはしなくなり、時々「塞がるのは嫌だから何か適当につけとこう」と、装着の簡単な、フックのようにひっかけてぶら下げるタイプのものを使う程度。

 

この安易な行動が後に失敗へと繋がります。

 

普段よく使っていたのは耳たぶをまっすぐ直線状に貫通するタイプのピアスで、耳たぶの裏でキャッチという部品をはめて固定するもの。なので耳たぶの穴の形状は横から断面を見ると「ー」このようにまっすぐ。

 

ところが体調を崩してからはキャッチの取り付け・外しもしんどくて、ただ穴にひっかけるだけで済むフックのような形のピアスを使うように。「ー」の形をした穴に、極端な表現ですが「∩」のようにカーブ状のピアスを通すことになります。これは先端を穴に差し込んだあとでクイッと90度向きを変えると簡単に装着できるし取り外しも簡単。具合の悪いときでも楽に扱えました。

 

そんなことを続けて数ヵ月。体調も落ち着き、久しぶりに「ー」形状のピアスをつけることにしたある日。穴に差し込むも、耳たぶの裏からピアスの棒(?)が出てこない。どうやらカーブ形状のピアスばかりを使っていたため、穴の形が直線から若干カーブに近づいてしまったもよう。

 

ピアスをまっすぐさすと、耳たぶの裏側で薄い皮膚の向こうにピアスの先端が確認できました。カーブに近づいてしまった穴は、出口が若干ずれてしまっていたのです。

 

悩みました。

 

ピアッサーを使って再びまっすぐな穴を開け直すか、いっそこのまま塞いでしまうか。

 

うーん…。

 

よし。決めました。

 

今、穴にさしたものの耳たぶの裏から出てこられないこのピアス。こいつを使って強行突破しよう。出口を塞いでいる皮膚はまだ薄い。信じるのはピアスの強度と己の度胸のみ!

 

出口を失い行き処のないピアスをぐいいいいっと押し込み、皮膚を突き破りました。ぶちっと。

 

ええ、ぶちっと。

 

痛ぇ。痛ぇわ地味に。

 

針で指先を突いた程度の、ごく微量の出血を伴い無事に貫通しました。そこから数日間、「ー」なピアスを装着し続けていたらとりあえず、穴の形状は「ー」に戻ったようです。が、まだ安定していないので要注意。もうしばらく「ー」を使い続けないとな。適当な扱いをしていたためにピアスの神から天罰がくだったのかも知れません(そんなものいない)

 

穴を開けて数年経ってるとはいえ、油断できないなと文字通り痛感した出来事でした。