よもぎ日記

ゲームや読書が好きなインドア派。平凡な日常ネタばかりになると思いますが、インターネットの片隅でこっそり生きていくつもりです。

【マンガ】ぼくは地球と歌う 4巻 日渡早紀

いよいよ咳がひどくなってきたのでそろそろ病院かな、と思っているよもぎです。ごほごほ。

 

わたしが高校生の頃に大好きだった「ぼくの地球を守って」というマンガがあるのですが、ご存知ですか?前世に振り回される現代の高校生たちを描いたSFです。これがまぁむっちゃくちゃ面白い!登場人物が多いので読みながら混乱してしまう人もいるようですが、そこのあたりを理解できれば物語にのめりこんでしまうこと間違いなしです。

 

この「ぼくの地球を守って」はコミックス21巻で完結し、その後何年も経てから、主人公の子供がメインとなる「ボクを包む月の光」が始まりました。そちらは15巻で終了。そしてその子供が少し成長した数年後の物語が、ブログのタイトルにも書きました「ぼくは地球と歌う」です。現在、4巻まで出ています。まだ続く作品です。

上記のとおり、この作品は今、第三部といえる場所に位置づけています。この4巻、たぶん、もっと前に発売されていたのでしょうが、わたしが気付いたのはつい数日前で、ようやく続きを買ってきた、といったところです。

 

正直ね、第一部(と勝手に位置づけ)の「ぼくの地球を守って」があまりにも面白くて大好きで大好きで大好きだったので、第二部である「ボクを包む月の光」にはめちゃくちゃ期待していたのですが…読んでみたら、意外と、こう、あの…あれ?…っていう…。なんか絵柄も随分と悪いほうへ変わってませんか…?みたいな部分もあって。

 

もともとの世界観が壮大なんですけど、第二部~現在はそれをさらに掘り下げて掘り下げて掘り下げている感じ、といいますか。それがちょっと「やりすぎじゃない…?」と思ってしまうくらい掘り下げてるんで、ちゃんと収拾つくのかなぁ、これ…どこに着地するんだろう…?と若干心配になります。

 

はっきり言えば惰性で買ってます!惰性です!買ってしまうんです!もとの作品が好きすぎるあまりに!

 

とりあえず結末を見届けたいし、家族もこの作品が好きで読むので、買う理由としては成り立ってはいるんです。でも第一部の時のようなワクワク感は薄いんですよね。もしかするとわたしが大人になってしまったからかもしれませんが。「どこまで話を広げるんでしょうか?大丈夫なんでしょうか?」と、新刊が出て読むたびに思ってしまうんです。

 

そんな不安な作品ではあるのですが、回を増すごとに絵柄が安定してきて画力も上がってません!?と、見た目はかなり良くなっていると思うので、もう、とにかく作者の日渡さんに「頑張ってください!」と言いたいです。すごい上からで何様だよって感じですけど…すみません…。

 

あまりにも作品を好きすぎて、色々とこじらせてしまった悪いファンの例が、わたしです。