読む本は体調に合わせて選ぶべき
これから台風が近付く北海道、無事に乗りきれるといいなと思っているよもぎです。
疲れや風邪でここのところ体調がすぐれない日が多かったのですが、読みかけの本があったので少しずつ読んでいました。
で、今回初めて気が付いたのですが、本を読む時は心身の状態に合わせてジャンルを選ぶのが意外と大事かもしれませんね。
わたしが体調を崩している間に読んでいたのは猟奇殺人の本。被害者がどのように亡くなったのかその残酷な手口が詳しく書かれており、読んでいて心の底からゾッとしました。と同時に、犯人に対する憤り、故人への悲しい思いなどが次々と湧き上がってきます。
体調が悪いせいか負の感情はどんどん大きくなり、少し気分が悪くなったり、ページをめくることがためらわれたりもしました。最終的には気持ちがすごく疲れて読めなくなってしまったのです、読みたいのに。
気力が吸いとられてゆくというか、奪われてゆくというか…。その凄惨な内容に、体調不良の体に少しだけ残っていたエネルギーがどんどん持っていかれてしまうんです。わあ、なんか言ってることがスピリチュアルな雰囲気になってきましたけど、そんなんじゃないですから💦💦
初めてわかったんです、凄惨な文章を読むのには気力・体力が必要だってことを。
その本がノンフィクションだったせいかもしれません。書かれていることは実際に起こったことで、決して小説家の想像などではなかったから。フィクションだったらまだダメージも小さかったのかなと思います。
その本はまだ読んでいる途中ですが、現在は体調もだいぶ回復しており、先日ほどの衝撃は受けなくなりつつあります。
今度から具合の悪い時には優しい物語を読もう、と心に決めました。それ以前に、具合が悪いなら読書しないで寝てろって話ですけど。