背が低い故のこだわりだと気付いたこと
よもぎです。
わたしは身長があまり高くありません。むしろ低い方です。150㎝。
この身長で時々困るのが服を買うとき。
多分、160㎝くらいの人が着るといい感じになるんだろうな、というワンピースなんかは、わたしが着るとなんかおかしい丈になります。裾が膝あたりにくるとバランスが良さそうな服はたいていすねの辺りに裾が来ますし、これからの季節に欠かせないコート類は、なかなか丁度いい丈に巡り会えません。わたしが着ると、たいてい変に長いです。
ま、服の事はじたばたしても身長が伸びるわけでもなし、こんなもんだよと諦めていますが、長年、諦めもせず好きで居続けているアイテムがあります。
それは、ヒールの高い靴。
そう!かかとが高いと背が伸びた錯覚に陥ることができるんです。
あんまり高いヒールは履けませんが、ちょっと高いヒールの靴が大好きなんです。長年ただの好みだと思っていたのですが、最近になって「これは低身長のコンプレックスからきているこだわりなのでは」と考えるようになりました。
少しでも背が高くなりたい。ヒールの高い靴を履けば、ちょっとだけ背が高くなった気になる。華奢な感じの靴が好き。言ってしまえば背伸びして歩いてるのと変わりないだけなんですけど、それでも気分は違います。
高いヒール、といってもせいぜい数㎝。視界が広がり景色が変わるというほどの変化ではありませんが、わたしには大切な数㎝。野鳥のオスが自分を大きく見せるために羽を広げたりするようなもんです。わたしの場合は別に誰かに身長をアピールするためではないですけど。笑。
自分自身に、ですね。
あんたはチビだ。でも踵の高い靴を履いて、背筋ピーンと伸ばしてごらん。ほら、身長が低くたって、それなりにシャキッとできるでしょ。
自分にそう言いたいんだと思います。
背の高い人はわたしに「小さくていいな」と言うけど、わたしは逆に「背が高くていいな」と言います。所詮、人は自分にないものを欲しがる生き物だってことですね。
ここまで書いておいてアレですが…なんか同じような内容を以前にもここに書いた気がしてます、今。
ま、いっか笑