【本】不倫 パウロ・コエーリョ
不倫とは無縁のよもぎです。だってなんか色々とめんどくさそうじゃないですか。隠してる時もバレた時も。絶対めんどくさそう。そういう労力はすべて読書とかゲームとかゲームとかゲームに費やしたいです。
不倫
なんというストレートすぎるタイトル。
要約すると容姿端麗、仕事もできる、良妻賢母な女性主人公が「わたしの人生、このままでいいのかしら」と、ある人の一言をきっかけに疑問を抱き、不倫に走るお話です。この主人公、自分でもわかってるんですよ「わたしは見た目もいいし、家庭でもばっちりあれこれ出来てるし」って。
いやそこで満足しろって話ですよ。
不倫で周囲の人を傷つけてなーにが「ほんとの愛」だバカタレ。
というのがわたしの率直な感想です。コエーリョ作品は「アルケミスト」が初めての出会いでした。「アルケミスト」は大好きで、紙と電子の両方で所持しているほどです。この「不倫」では途中でちょっとスピリチュアルな方面の展開がありますが、そのあたりのシーンはわたし、結構好きなんですよね。
ただ、この主人公はまっっったく好きになれなくてダメでした。目ぇ覚まさんか!と喝を入れたくなる程度には嫌いでした。