よもぎ日記

ゲームや読書が好きなインドア派。平凡な日常ネタばかりになると思いますが、インターネットの片隅でこっそり生きていくつもりです。

お酒

よもぎです。


「暑い!」という日が少なくて何だか夏だという気がしません。庭のミニトマトもなかなか赤くならなくて、いつになったら食べられるのやら。


先日、数家族が集まってBBQをやりました。子供も数人いました。
大人たちはお酒を飲む人が多かったのですが、わたしは飲めないのでお茶。ほろ酔いの大人たちに「よくシラフで酔っぱらいの話し相手になれるね!」と誉められました(誉めてない)


周囲が酔っていてもみんな楽しそうなら、アルコールの入っていないこちらも楽しいものなんです。笑い声の絶えない楽しいBBQでした。


が、途中で、酔った大人同士のちょっとした口論が始まってしまいまして。AさんがBさんに喧嘩を吹っ掛けたような形になり、ああでもないこうでもないと終わりの見えない平行線まっしぐらな言い合いに。


そのうちAさんは泣き出してしまいましたがそれでも口論は終わりません。それを、Aさんのお子さんが目撃しているという地獄絵図。


酔った親が泣きながら口論しているのを、あの子はどんな気持ちで見ていたんだろう。


わたしが子供の頃、酔った親や親戚を見た時には、何とも形容しがたい気持ちになったものです。怖い、気持ち悪い、気味が悪い…これらの気持ちがごちゃまぜになったような、うまく言い表せない不安と不快。


それを思い出したとき、子供の前で派手に酔うのはちょっとよろしくないかなあ…と。


Aさんは気さくで話しやすく、わたしは好きです。Bさんも、嫌なところは特に見つかりません。お二人とも普段は和やかに会話が出来る人たちです。


でもお酒が入ってどこかのスイッチが切り替わった時、あんな風に言い争いを始めてしまう。酔った姿がその人の本性なんだと聞いたことがあります。それが本当なのかは分からないけれど、酔った大人はまるで子供のようだと、それも幼い子供だと、わたしは思いました。色々と制御できなくなるから。


後日その件について、Aさんはこう言いました。
「よく覚えてない」
マジすかwww


わたしは、Aさんのお子さんが心配です。自分の親が豹変してしまう姿を見て傷ついてなければいいけど…。酔って暴力を振るう、というわけではありませんが、お酒が人を、それも、とても身近な大人を変えてしまうのを目の当たりにしているので何かしら感じるものはあったのではないだろうかと。


お酒は、ほどほどにしておいた方がよさそうですね。

【レモン味】いろはす 塩れもん

 よもぎです。

先日、いろはすの「塩れもん」味なるものを見つけたので早速買ってみました。

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「カラダにうれし」くて「塩」ときたら、完全に夏向けですよね。

熱中症対策に!みたいな。

そうなると、暑い日だったり汗をかいたりした時に飲んだ方が美味しいのかな?と思いつつも、特に暑くもなく汗もかいていない時に飲んでみました。

 

感想。

 

スポドリ的な?

 

確かにレモンの香りはふわっと感じますが、わたしはスポーツドリンクに近い味かな、と。スポーツドリンクが平気な人ならゴッキュゴキュ飲めちゃうんじゃないでしょうか。

 

暑い日に飲むとおいしそうです。わたしは結構好きでした。

 

【レモン味】だしがうまい!手塩屋 レモンペッパー味

よもぎです。

 

今年もいよいよ出始めてきました、レモン味!待ってましたレモン味!

先日コンビニで見つけた、今シーズン初のレモン味がこちら

 

だしがうまい!手塩屋 レモンペッパー味

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おせんべいですね。わたしの手のひらよりも2回りくらい小さい、割と厚みのあるおせんべい。

 

ばりん、と齧るとふわっと漂うレモンの香り。あぁ爽やか…これを…これを待っていた…今年もまたレモン味の季節がやって来…って辛っ!ちょっと待って辛いこれ!ペッパーめっちゃ効いてる!レモンペッパーつうか、むしろペッパーレモン味!スパイシー!

 

これは完全に大人向けだと思いました。胡椒のピリッとした感じがお好きな方ならおすすめできますよ、多分、多分ね!

 

そういえば「だしがうまい」って書いてあるけど、出汁の味、わたしは感じられなかったです。ちょっと胡椒が強かったかな。

 

「しつけで子供を外に出した」と聞いて思い出したこと

髪がバサついてしまって泣きたいよもぎです。
パサついてるんじゃないんです、さらに上を行く、バサついてる、って感じなんです。最近変えたシャンプーが合わないのかな…。


山姥のようなわたしの頭の話はさておき。
身近で「子供が良からぬことをしたので家の外に出した」という話をここ数ヶ月の間に何度か耳にしたのですが、それを聞いて、自分が子供だった頃、母親に締め出されたことを思い出しました。


あれは中学の頃だったか、高校の頃だったか…。十代半ばです。その当時、わたしは17時までに帰宅するよう言われていました。上着も着ずに自転車に乗っていた(北海道)季節だったので初夏~夏の終わりあたりだったと思います。


母は常にわたしに怒っている人で、だらしないだの気が利かないだの今でいう「人格否定」的な言葉をしょっちゅうぶつけてきました。そんな家が居心地のいい場所であるはずがなく、わたしは1分でも長く外で友達と遊んでいたかったのです。


17時の門限を守らない(といっても30分程度。その程度の度胸しかなかった)事が時々あり、ある日、門限より5分ほど遅れて家につくと玄関には鍵がかかっています。あれ?と思いピンポンを鳴らすと扉の向こうから母の怒った声。


「時間守らないなら帰ってこなくていい!」


あ、家には入れないんだ。そうわかった瞬間、わたしは再び自転車にまたがり家を離れました。不思議と悲しくも怖くもなかったのです。ただ「あっそう。それじゃさようなら」という気持ちだけ。


母は恐らく、わたしが玄関の前で彼女の許しを請うとでも思っていたでしょう。普段なら「ごめんなさい」と謝るところでしたが、その日わたしはそのまま立ち去りました。わたしが去ってから母は玄関のドアを開けたのでしょうか、そこにわたしがいないと知ってどう感じたのでしょう。その件について母と話したことはないので知るよしもありませんが、一般的な親の反応として思い付くような感情にはなったのではないでしょうか。つまり「心配」。


わたしは自転車で町をさまよいました。当時は携帯電話などなく、しかも夕飯時に差し掛かっていたため、友達の家に行くわけにもいかない。書店のある商業施設に行こうかとも思ったけど、学校の制服のままだし補導されたりしたらいやだな、そんなことになったらまた怒られるネタが増えるだけだしめんどくさいなあ。


で、結局、お店のない住宅地を選んで、なるべく遠くの方までウロウロ。自転車で10分もいけば、よく言えば「自然豊かな」場所がたくさんあるのでそういう所に向かいました。


でも、お金も食べ物も持ってきてない。


やがて日が落ちあたりは真っ暗になりました。あぁ夜になったなあ、この時間になったらそれこそお巡りさんに声かけられそうだなあ。どうしようかなあ、友達の家にはこんな時間に行けないよなあ。時計がないから何時かわからないけど、真っ暗だから夜だよなあ。


などと考えながら、わたしは家の近所の公園まで戻りました。ブランコやベンチに腰かけながら「この公園が見える家の人に存在を気づかれたらどうしよう、こんな時間に制服のまま1人でどうしたの?って言われるだろうなあ」今考えると「誰かに何か言われるんじゃないか」と、そればかり気にしていました。親が心配してるんじゃないか、なんてことは一瞬も頭をよぎりませんでしたが。


あまりに行くところ、することがなさすぎて結局「帰ろう」と決めました。まだ鍵がかかっていたらそのときまた考えよう。


家に着くと玄関のドアはすんなり開きました。バタバタと母が出てきて安心したように「ああ、おかえり!」家には、恐らくわたしよりだいぶ前に仕事から帰ったであろう父の元に彼の友人が訪ねてきていました。その人がピザを持ってきてくれたから食べなさい、おなかすいてるでしょう、と母に言われたことは記憶しています。ですが、食べた覚えはありません。食べたことを忘れているのかもしれませんが、ピザをどうしたのか、わたしは覚えていません。時計を見たら20時を過ぎたところでした。


普段なら叱るであろう父からは何のお咎めもありませんでした。「子供を締め出したらいなくなった」ことを父だけでなくその友人にまで知られてしまったんだな、母は。父には怒られたのかな、さすがに。恥だね。自室でそれに気付いたわたしの脳裏に真っ先に浮かんだ言葉は


「ざまあみろ」


でした。
心配かけたな、悪いことをしたな、などとはこれっぽっちも思いませんでした。



今でもその事を時々思い出します。


あのまま帰宅せず本当にいなくなってしまっても良かったかもな、そしたらテレビで行方不明者を探す番組とかで呼び掛けられて「現在は○○歳になっています、失踪当日は学校の制服姿で…」なんて写真出されたりとかしてな、などと空想しては、ああ、やっぱりあの母と同じ墓には入りたくないな、と改めて思い、わたしが築いた家庭で「わたしの死後は実家・義実家(←ちゃっかりこっちも)どちらの墓にも入れないように」と家族に念を押しているのです。


躾だから、と、夜に子供を締め出す親御さん。その子がいつまでも玄関の前で扉が開くのを待ってると言い切れますか?やめたほうがいいと、わたしは思いますよ。

いけません、また放置してしまいました

相変わらず体のあちこちが不調になったりゲームばかりやっていたりするよもぎです。

2月にギックリ腰をやってしまったのですが、未だに痛みを感じるときがあります。主に体に合わない椅子に座ったとき。ふかふかの椅子がダメですね、あれはわたしの腰に悪い。

最近はストレスで動悸や息苦しさを数日間味わったり、昨日いきなり鼻水ズルズルで発熱したりと、なんだかいつまでたっても健康になりきれません。

健康ってありがたいものですよ…ほんとそう思います…。

ゲームは相変わらずスプラトゥーンがメインで、あとはスマホでポケ森とすみすみをやる程度。とりあえずこの3つで満足。

最近、本を読めていないのでそろそろそっちのエンジンもかけはじめなきゃなと思っています。それにこちら北海道はこれからが桜の季節。開花したらカメラ持って撮りに行くぞー!🌸🌸🌸

そうそう、出先でちらほらレモン味の食品を見かけるようになってきたので、今年も新商品が楽しみです。毎年レモン味は初夏頃から出始めるイメージなのですが、なんか今年は早くないですか…?できれば、乳製品を使っていないものがたくさん出てくれると嬉しいです(血液検査で悪玉コレステロールひっかかった奴)

【本】家の中で迷子 坂口恭平

どうもぎっくり腰が治りきっていないらしいよもぎです。

ちょっと重さのあるものを持ち上げたり、体に合わない椅子に長い時間座っていると「いつもの部分」が軽く痛みます。いつになったら完治するのやら。じわじわ良くなってきてはいるんですけどね。痛まない日もありますし。まぁ、無理せず気長に湿布を貼り続けます。

 

さて先日、なんとも不思議な印象を受けた本を読みました。

家の中で迷子 坂口恭平

うん?家の中で迷子とは一体?これは興味を惹かれるタイトル。どういうことなんだってばよ、と読み始めてすぐ、タイトル通り迷子になってしまいました、わたしが。文章の海で、完全に迷子です。

 

試着室に入った主人公が、そこから様々な場所で様々な出会いを繰り返すお話…?不思議の国のアリスを難解にしたような印象でした。いきなり現れる人がいたり、で、その人の言ってることがなんかよく分からなかったり…えっと、日本語でおk、っていうか…。不思議の国のアリスは夢の中の出来事で、次から次へと場面も登場キャラも変わってゆき、不思議な雰囲気をまとったままお話が進んでいきますが…。この「家の中で迷子」もある意味夢の世界をさ迷い歩いているような、そんな不思議な流れ。

 

あくまでもわたし個人の感想であることを強調しておきますが、途中の意味のわからなさは「ドグラマグラ」に匹敵するかもしれません。これが、一体、物語にとって、どんな意味が、あるの、でしょう、か?わ・か・り・ま・せ・ん(涙)…みたいな感じで読み進めました。

 

で、どうにか読了はしたんですが、結局意味が全くわかりませんでした。ですが!何かとてつもなく大きなメッセージといいますが、大事なことと言いますか、とにかく「何か」読み取れるものがあったはずだ、と強く思ったんです。「なんだよこの本わけわかんない」と放り出す類のものではなく、何か…何か「読んでよかった!」と思うような読み方ができたはずだと思うんです。自分の読解力のなさを痛感しました。読み取れなかったことがすごく悔しい。ドグラマグラは読みきったというだけで「よく頑張ったな、自分」と満足してしまったのですが、この作品は何度か読み直して是非とも自分なりの解釈をしたい、そう強く思いました。なにか掴めそうなんです。何かを掴めるはずなんです。

 

さほど長くない作品なので、暇を見つけて再チャレンジしようと思います。

 

【本】魔眼の匣の殺人 今村昌弘

前回の記事を投稿した後、ぎっくり腰になってしまったよもぎです。

 

雪かきで軽く腰を痛めてしまい、その時は「ちょっと頑張りすぎてしまった」程度にしか思っていなかったのですが、その二日後くらいに着替えをしている際、ぐきっといきました。軽く痛めた腰が伏線だったようです。そんな伏線回収しなくていい。

 

さて、虚弱体質に腰痛属性が加わったわたしが最近読んだのがこちら。

 

魔眼の匣の殺人 今村昌弘

ずいぶん話題となり映画化も決まりました「屍人荘の殺人」の続編です。

前作で登場した班目(まだらめ)機関の謎を追い葉村と比留子が向かったのは、とある山奥の集落。そこで出会ったのは百発百中の予言をする老女でした。老女いわく「この地で、あと二日で男女あわせて4人が死ぬ」とのこと。予言は的中するのでしょうか。

 

そんなこと言われたら当然その「4人」には入りたくないですよね。帰ろうとしても、唯一の道である橋が落ちちゃって帰れなくなっちゃったんです。完全なるクローズドサークルです。本当に4人の死者が出るのか、それとも予言は外れるのか…。

 

ここで強く推しておきたいのは「予言」という非科学的な要素ではなく(もちろんそれも推しポイントなのですよ)トリック、推理といったミステリ要素です。基本的に文章が固くなく読みやすいし会話もテンポが良いのでスイスイ読み進められるのですが、なにより次から次へと出てくる謎を追うのにページをめくる手が止まりませんでした。

 

そして深まる機関への謎。前作「屍人荘の殺人」ではこの機関については多くは語られておらず、今作を読んで「ああ!なるほど!シリーズ化へ向けての伏線だったのか!」と思ったのですが、実はそうではなかったようです。そのあたりのことが著者である今村氏の言葉で説明されているサイトがこちら↓↓↓

hon-hikidashi.jp

どうやら大変な苦労をなさって今作を執筆されたようです。しかしそのおかげで、わたしは読書中とても楽しい時間を過ごすことができました。寝るときに少し読もうと本書を片手に布団に入ったのですが、結局一気に読んでしまい気付いたら朝方でしたから。こういった著者からの裏話も聞けると、より一層楽しめますね。もっとも、今村さんにとっては「楽しむ」とは対極のところにいらっしゃったことと思いますが…。

 

わたしは質の高いミステリだと感じました。伏線に次ぐ伏線、それらを見事に回収した結末が待っている。最高。

 

どうやらさらなる続編も出そうな雰囲気ですし、次の作品も楽しみに待っています。

 

心配なのは、人気があるからといってダラダラ何冊も続けてしまわないかしら…ということ。わたし個人としてはキリのいい所でスパッと見事に完結させてもらえたら嬉しいです。昔、好きで読んでいたとある海外のシリーズもので、ながーく続いた結果、登場人物の年齢や性格がごちゃごちゃし出してしまい、物語に面白みを感じられず続きを追うのをやめてしまった作品があるので、そういった形にはならないでほしい、と強く願います。